StudioOne2 |
50の手習いにお付き合い頂いた、シンタックスジャパン、出版社、オーディオライターの皆様、心からお礼を申し上げます。
SPレコードの高品位デジタル化のプロジェクトを開始するに際し、技術的課題に対して不安がありました。
1:マイクの選定とマイキング
2:DAWの選定
3:録音に際しDAWのオペレーションを含めて、どのレベルの復刻が出来るか。
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1:著名なオーディオ-ライター殿のご紹介で有名なスタジオで録音エンジニアの皆様からマイクの選定とマイキングについてアドバイスを頂いた。
RCA,ノイマン、シェアー、AKG等のマイクを実際に手に取り、自分の声をマイク経由で確認を行った。マイクの素性を自分なりに掴めた。マイクのメーカーのホームページのユーザーの声を参考にAKG C414XLSⅡに絞り込んでいた。当初はRCA777DX等のビンテージマイクへ触手が伸びたが、FLATな音質を追及すると最終的にAKG C414XLSⅡ ペアリングマイク セットを購入していたが本製品で本番録りを行う方針に決定。
2:DAWソフトの採用についてはPC AUDIOの再生ソフトとしてStudioOneを利用していたので、シンタックスジャパンへ本プロジェクトを説明させて頂き、SPレコードのハイレゾレーション化についてディスカッションを行う機会を頂いた。ネイティイブ64Bitの環境下で24/192のフォーマットがもつ潜在力に期待が膨らんだ。
AKG C414XLSⅡ+StudioOne+HMV194型蓄音機の構成で満足が行くSPレコードの復刻が出来る事のイメージが持てた。
3:StudioOneはデジタルオーディオの再生用として利用はしていた。
FirefaceUCとのコンビで織りなす、その再生音には驚愕していたが、DAW機能のオペレーションについては、白紙の状態。
今回の録音に際してはシンタックスジャパンの皆様からマイクの入力からマスタリング処理までのオペレーションの技術的サポートを頂き、第1回頒布作品の最終録音を迎えることが出きた。
構想2年の50の手習いのプロジェクトは、多くの皆様のご支援により、Audio工房 特別頒布として形にする事が出来ました。関係者の皆様へは心から感謝申し上げます。
Audio工房