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2011年12月18日日曜日

第1回収録作品 収録完了

究極のアナログ音源を、高品位のデジタルで再現する為にFirefaceUCはAudio工房の心臓部。                                          SPレコードの24Bit・192KHzへの蓄音機とデジタルへの架け橋ですね。FirefaceUCは高精度のマイクプリ(SN110dB)を実装し、AD・DAコンバータの機能を有します。これ1台でマイク入力からDAWソフトとシームレスな連携により、ストレスなくSPレコードの音源をALL 64Bitの広大な空間で24Bit・192KHzの高音質な音源へ復刻できるのです。Adlf Buschが演奏するバッハの無伴奏パルティータ2番を録音した音をマスタリング操作により、USBメモリーで聴けるようにSPレコードによる演奏順に配置しました。サウンドボックスがSPレコードに乗り演奏を始めるとククラッチノイズを振りまき、演奏が始まりますが、演奏の前後の雑音を効果的に除外できます。
今回の録音では演奏中のスクラッチノイズの削除はしておりません。演奏中のスクラッチノイズを削除しますと、高音域も当然ながら、中音域の大事な音も少なくなる傾向にあります。
今回のマスタリング処理では録音された音の音質を触る事はしない事により、蓄音機が演奏する音楽を、生の演奏の様にデジタル化を行いました。
いかにフラットの状態で、蓄音機が演奏する空気感を立体的に表現出来るかが、課題でしたがFirefaceUC+StudioOne+AKG C414 XLⅡのトリオで、この課題をクリア出来ました。
マイクの選定と位置についいてはS氏の紹介により都内の著名なスタジオにて録音エンジニアの皆様から大変有意義なアドバスを頂きました。マイクは蓄音機のホーン面から136.5㎝の場所に設置し角度は110°~105°を試行し最終的には105°の角度に決定。また、マイクの設置の微調整はレーザー墨出し機をも用いてセンター出しを高精度に実施致しました。 結果として、音像、空気感、音質面でも最上の録音ができました。1月からの頒布へ向けて最終の仕上げを行います。今回のプロジェクトを支えて頂きました関係者の皆様へ心から感謝を申し上げます。                     
                                                                                       



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