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2011年10月24日月曜日

SPレコード デジタルリマスタリング プロジェクトの第1回収録曲 決定

 
AUDIO工房の第1回目頒布の収録曲が決まりました。
アドルフ ブッシュによるバッハ、ベートーヴェン、シューベルトの作品になります。
これらの演奏は34年前に吉祥寺の音楽喫茶「バロック」で開催されたSPレコードコンサートでHMV157で聴かせて頂き感動した事が昨日の様に想い出されます。
殊にバッハの無伴奏ヴァイオリンソナタ パルティータは魂を揺さぶる演奏で、初めてレコード演奏による感動を経験したのでした。
これ以来、SPレコード時代の演奏を34年間聴き続ける事になりました。

頒布のコンセプトは手紙です。
過去の歴史的演奏を未来へ渡すハガキをイメージ致しました。
SPレコードの再生を蓄音機で行い、24Bit 192KHzのフォーマットで現代の録音の最新メディアであるUSBメモリーへ橋渡しを行います。
梱包材はダンボールを採用してSPレコードをイメージし、カバーには蓄音機のイメージ写真と演奏者を明記しました。
                   

演奏者名の上部には出身国の国旗を印刷。
HMV194型蓄音機による演奏を最高の音質にて復刻を行う為に24bit 192KHzのUSBメモリーへの収録まで全ての工程は手作業で行います。




頒布作品   :Adolf Busch (Violin
頒布開始予定:2012年1月~
頒布予定   : 限定300個

店頭では販売は致しませんが、ご興味がある方は、お手数をお掛け致しますが、Audio工房のホームページ【お問い合わせコーナー】からお問い合わせを頂きます様お願い致します。
リーフレットを送らせて頂きます。(E-MAIL,郵送etc)
http://www.audiokobo.com/

曲目

・J.S BACH
 SONATA IN MINOR、UNACCOMPANIED PARTITANO.2 

・BEETHOVEN
  Violin SonataNo.5 in F,Op24 (Spring)

・SHUBERT
 FANTASIA IN C MAJOR ,Op.159(D.939)



2011年10月22日土曜日

今日の音楽喫茶『バロック』

今日の気温は低め、朝から雨が降り、仕事で外出する。吉祥寺駅には15時頃到着。
東京寄りのホームから駅を出て、バロックへ向かう。この経路は人ごみを避けて快適にバロック へ行ける。
今日の花は素晴らしかった。心が温かくなる。聴いた曲は、
モーツァルト バイオリン協奏曲5番
(ティボー:ヴァイオリン)
ベートーヴェン ピアノ協奏曲 第1番
(グールド:ピアノ)
モーツァルト ピアノ協奏曲 第20番
         (フィッシャー:ピアノ)


お客様の波が引いた時に撮影したバロック。
このスペースは音楽愛好家に取っては聖域。
ガラード401、SPU-GE、真空管アンプ、タンノイ、ヴァイタボックスがアナログレコードを奏でてくれる。至極の時間を過ごせた。
今日の滞在時間は3時間。


Audio工房の蓄音機用針2


AUDIO工房の蓄音機用針
上段左から:鉄針(金メッキ)、竹針1、
竹針2
中断     :竹針1、竹針カッター
下段     :鉄針(LOUD)、鉄針(SOFT)
鉄針(金メッキ)








蓄音機の針は竹針から鉄張り、サボテンと多くの種類がある。鉄針は音も大きい。
針の太さにより音の大きさが違う。鉄針(LOUD)は音が大きい、100人収容のホールでも鳴り響く音量、当然、当工房ではスペックオーバー。繊維質のしっかりした竹針は音像も明確で解像度も高い。シェルマン製の竹針タイプAの音質は素晴らしい。
音像のフォーカス感が高く、音量も十分でありAUDIO工房のスタンダードとしている。

2011年10月17日月曜日

Audio工房の針

竹針、鉄張り、竹針カッター
AUDIO工房の針はシェルマンにて購入した厳選した竹針、鉄張りを利用しております。鉄張りは音量も大きく、朗朗と響きます。200人クラスの大ホールでも鳴り響く十分な音量です。当工房では竹針を常用して音楽の鑑賞をしてます。
竹針の音量は鉄針と比べると音量は小さくなりますが、解像度、音色にても十分ですね。
蓄音機はバイオリン、ピアノの様に楽器と言っても過言でないかと思います。
AUDIO工房に蓄音機が鎮座してから音楽を聴く度に先端をカットした音魂です。
SPレコードを1面(3分前後)聴く度に竹針カッターで先端を切り落とします。竹針1本で約15面の再生が可能。

2011年10月16日日曜日

Audio工房 音楽頒布用USBメモリー変更

今回の音楽頒布のフォーマットは24Bit 192Khz。可能な限りオリジナルに近い
音源を提供させて頂きたい。
そんな願いからコスト的には割高だがUSBメモリーの製品の変更を決断しました。

1:高音質のデータをギャランティ出来る事
2:READ:20MB/SEC、WRIGHT:10MB/SECの高パフォーマンス

この観点からうUSBメモリーを再検討致しました。
結果としてLexar JumpDrive TwistTurnシリーズを採用致します。
残念ながらUSBメモリーのデザインの関係でAudio工房のロゴがプリントできません。
音質を優先しますので仕方ないですね。

Lexar JumpDrive TwistTurnシリーズ
4GB    :通常はこの容量で頒布させて頂きます
8GB/16GB:組物で容量的に4GBでは足りない音源にて採用

LexarJumpDriveTwistTurn
ケース回転収納方式採用

2011年10月8日土曜日

SPレコード HMV194 型蓄音機再生による24Bit 192Khz フォーマットにてデジタル化 2

SPレコード再生の要はSOUND BOXですね。
空気振動だけで音を作りだす電気不要のジェネレーターです。
HMV194型蓄音機のSOUND BOXは5Aが標準ですが、5Bを選択する事も可能。

 右側のSOUND BOXがタイプ5A
 左側のSOUND BOXがタイプ5B

針は鉄張りもありますが竹針を利用してます。 竹針はシェルマン製ロイヤルタイプA


芯が固く、SPレコードの音を確かにジュラルミンの振動板へ伝えます。

SOUND BOXタイプ5Aは弦楽器
SOUND BOXタイプ5Gは鍵盤楽器
                                   に良い傾向があります。





このSOUND BOXから再生された音は蓄音機の内部ホーンで拡大されフロントから放射


このSOUND BOXから放射されるSPレコードのオリジナルサウンドをスタジオ用コンデンサーマイクを用いて24Bit 192Khzのサンプリングにて高音質を目指してダイレクトに録音を行います。