このブログを検索

2012年6月24日日曜日

第2回頒布作品 EDWIN FISCHER (SCHUBERT)

第2回頒布作品 EDWIN FISCHER (SCHUBERT)が完成致しました。
EDWIN FISCHERの詩情性が豊かな代表的な演奏を24Bit 192Khzのフォーマットで録音を行う事が出来ました。完成した音を聴くと素晴らしい。
既存発売の代表的な復刻盤とAudio工房でHMV194 型蓄音機で再生を行いAKG C414Ⅱでダイレクトの録音を行った音質と比較を行うのも酷であるが、24Bit 192Khzのフォーマットがもたらす膨大な空間はHMV194型蓄音機がEDWIN FISHERの演奏を、空間ごと余す事なく録音を可能としした。
音楽愛好家の皆様にはEDWIN FISCHERの絶妙な演奏をお楽しみ頂きたい。

頒布は容量の関係で8GB USBメモリーにて行います。
マスター音源を自宅で楽しむ事が出来ます。
ファイルフォーマットはSTUDIO ONEのデジタルリソースの機能を用いてWAV形式を採用しております。これにより、ご購入を頂きました愛好家の皆様は音量、音質、メタ情報等を自分の好みに
て自由に編集可能です。Studio Oneをはじめ、Pro Tools,Cubase等のDAWソフトゥエアーを利用頂き高音質の音源を楽しむ事が出来ます。

本日から限定200個の頒布開始とさせて頂きます。
お問い合わせは、こちらからお願い致します。


第2回頒布作品(EDWIN FISCHER)のマスタリング画面


2012年6月8日金曜日

第二回 頒布作品 EDWIN FISHER 収録完了!

納期2ヶ月でRME FireFace UCXの導入完了した。 RME FireFace UCの音質と比べると遥かに中音域の音域が改善されている。 RME FireFace UCの音質は全帯域に渡り見通しが良いストレスフリーの音質であったが RME FireFace UCxの音質は、少し傾向が違う。中音域があつい。 蓄音機の再生は可試聴帯域の中音域がポイントとなる。AKGC414から入力された蓄音機の 音源を余すところなくマイクプリの機能によりデジタル化が可能だ。 HMV194蓄音機+AKG C414マイク+RME FireFace UCX+Studio One(Native 64Bit) の組み合わせにより第二回 頒布作品 EDWIN FISHER 収録完了しました。 これから、マスタリング処理を行いますので、頒布は6月17日スタートの予定。

2012年4月12日木曜日

Fireface UCXの導入について

第1回頒布作品はRME Fireface UFXにて行いました。 RME Fireface UFXの機能面では過大入力時の音声信号を減衰させるAutoSet機能が重宝致しました。 蓄音機によるSPレコードの再生は、録音レベルの幅が大きく0DBの設定が極めて難しい。 この0DBポイントを探る作業が録音の成功を握る鍵ですね。 アコーンスティックの音源をマイクで収録を行い24Bit 192 Khzのフォーマットで復刻を行うのですか ら気が遠くなる作業をおこなわらざるを得ません。 AutoSet機能を利用すると、Fireface UCXの完全にデジタル制御されたゲインにより、音声信号を劣化 させずにゲインを自動的に減少させてオーバーロードを防ぎます。これらは一切の電子回路を通さずに処理 されるうえに、一般的なリミッターで発生する操作時のノイズも無く、SN比と歪率はそのまま維持されると の事。この機能がRME Fireface UCXで搭載されている。 第二回頒布作品はエドウイン フィッシャーはRME Fireface UCXにて録音を行う事を決定しました。 ADDAコンバーターの精度を改善されており、より高解像度の音で録音が出来そうだ。 更なる高音質による歴史的演奏の復刻をご期待頂きたい。

2012年4月8日日曜日

デジタル収録のポイントは0DBのレベル設定を、どの様に行うかが勘所ですね。 この値を見出す為に、CD等の既存の復刻盤にて復刻された音源を何度も聴きな がら,0DBポイントを見出します。 今回の復刻に際しては、この0DBポイントの設定に手間取りました。 曲の構成が複雑であり、演奏の強弱の揺れにより0DBポイント設定が難しく、 この作業に2ヶ月を用しました。これから収録を開始致します。 ご予約を頂いた皆様、お待ち頂いております。 もう暫くお待ち下さい。

2012年3月7日水曜日

第二回 頒布作品 Edwin Fischer

第1回 頒布作品への多数のお問い合わせと御支援を頂きありがとうございました。
厳冬の中、次の録音についてお問い合わせを頂きましたが気温もほど良く上がり録音
へ挑ませて頂き事が可能になりました。
録音はノイズを防ぐ為に深夜の作業になります。
昨今は気温が低く、録音時には暖房が利用できないので低温下での作業となります。
音響的には適度に気温が低い方は宜しいのですが、真冬の深夜の低温は流石に、こた
えます。

第2回 頒布作品へのお問い合わせありがとうございます。
収録曲の選定には悩みましたが、SPレコードのピアニストで代表的な演奏者であるEdwin
 Fischerの収録に挑戦致します。
詩情豊かな演奏でピアノ楽器の領域を超えた演奏によるシューベルトの作品に絞りました。
録音フォーマットは24Bit 192Khzのハイレゾレーションにて収録を行い高品質USBにて頒布
をさせて頂きます。

3月末に頒布を予定させて頂きます。
ご予約を受け賜りますのでご遠慮なく申し込みをお願い致します。

4 Impromptus, Op. 90, D. 899
エドウィン・フィッシャー - Edwin Fischer (ピアノ)
録音:8/9 March 1938

 No. 1 in C minor
 No. 2 in E flat major
 No. 3 in G flat major
 No. 4 in A flat major
 
4 Impromptus, Op. 142, D. 935
エドウィン・フィッシャー - Edwin Fischer (ピアノ)
録音: 8 March 1938

No. 1 in F minor
No. 2 in A flat major
No. 3 in B flat major
No. 4 in F minor

Fantasia for piano in C major ("Wanderer"), D. 760 (Op. 15):
エドウィン・フィッシャー - Edwin Fischer (ピアノ)
録音:22/24 May ,1934

1.Allegro con fuoco, ma non troppo
2.Adagio -   
3.Prest-Allegro
 
お問い合わせ先:http://audiokobo.com 代表 小代泰裕



2012年2月4日土曜日

第1回 頒布の状況

第1回 頒布も好評を頂き順調に進んでおります。
マスタリングデータをUSBへの収録毎に作成を行い、ダイレクトにUSBメモリーへ
読み込みの作業を進めております。CDの様にコピーイメージで作成を行うと作業
も効率的で良いのですが、音質への拘りから、この製作工程を踏んでおります。
予約を頂きました皆様へ、最高の音質でのAdolf Busheの演奏をお届けさせて頂き
ますので、しばらくお待ち頂きます様お願い致します。
予約を頂いてから2週間程で、配送させて頂く事が可能です。

2012年1月14日土曜日

第1回頒布作品の録音を終えて


StudioOne2
今回の録音を終えて一言

50の手習いにお付き合い頂いた、シンタックスジャパン、出版社、オーディオライターの皆様、心からお礼を申し上げます。







SPレコードの高品位デジタル化のプロジェクトを開始するに際し、技術的課題に対して不安がありました。

1:マイクの選定とマイキング
2:DAWの選定
3:録音に際しDAWのオペレーションを含めて、どのレベルの復刻が出来るか。

    ↓↓↓

1:著名なオーディオ-ライター殿のご紹介で有名なスタジオで録音エンジニアの皆様からマイクの選定とマイキングについてアドバイスを頂いた。
RCA,ノイマン、シェアー、AKG等のマイクを実際に手に取り、自分の声をマイク経由で確認を行った。マイクの素性を自分なりに掴めた。マイクのメーカーのホームページのユーザーの声を参考にAKG C414XLSⅡに絞り込んでいた。当初はRCA777DX等のビンテージマイクへ触手が伸びたが、FLATな音質を追及すると最終的にAKG C414XLSⅡ ペアリングマイク セットを購入していたが本製品で本番録りを行う方針に決定。

2:DAWソフトの採用についてはPC AUDIOの再生ソフトとしてStudioOneを利用していたので、シンタックスジャパンへ本プロジェクトを説明させて頂き、SPレコードのハイレゾレーション化についてディスカッションを行う機会を頂いた。ネイティイブ64Bitの環境下で24/192のフォーマットがもつ潜在力に期待が膨らんだ。
AKG C414XLSⅡ+StudioOne+HMV194型蓄音機の構成で満足が行くSPレコードの復刻が出来る事のイメージが持てた。

3:StudioOneはデジタルオーディオの再生用として利用はしていた。
FirefaceUCとのコンビで織りなす、その再生音には驚愕していたが、DAW機能のオペレーションについては、白紙の状態。
今回の録音に際してはシンタックスジャパンの皆様からマイクの入力からマスタリング処理までのオペレーションの技術的サポートを頂き、第1回頒布作品の最終録音を迎えることが出きた。

構想2年の50の手習いのプロジェクトは、多くの皆様のご支援により、Audio工房 特別頒布として形にする事が出来ました。関係者の皆様へは心から感謝申し上げます。


Audio工房