このブログを検索

2011年12月29日木曜日

Fireface UFXを迎えて


第1回頒布へ向けて最終の調整を行っておりますが、シンタックスジャパンの好意でFireface UFXをお借りさせて頂きました。セットアップは予想よりも簡単でした。FireFaceUFXのドライバーを念の為にWIN7 64Bit PCへインストールを行いUSBでの接続を確認致しました。Fireface UCの時は音が出るまで、苦戦しましたが、FireFaceUFXからすんなりと音が出て、マイクからの音の確認も難なくできました。音が出るまでは覚悟をしてFirefaceUFXの接続に臨みましたが、すんなり音とマイクからのインプットが出来て、力が抜けました。   
基本的なオペレーションはFireface UCもFireface UFXも同じなので混乱のなく作業も行えそ
うです。頒布へ向けて最終の録音をFireface UFXにて行います。
マイクプリアンプの品質と、内部処理のさらなる高品質化した、Fireface UFXが、どの様にSPレコードをデジタル化してくれるかが楽しみです。
また、Fireface UFXはUSBメモリーへダイレクトに音源を録音を行うDURec(ダイレクトUSBレコーディング)の機能があり、この機能でUSBメモリーへダイレクトに音源の収録も試みてみたい。
年末年始は、暴飲暴食を避け、ひたすら、最高のSPレコードにおる演奏を24Bit 192Khzのフォーマットへのデジタル化への挑戦を行います。

2011年12月18日日曜日

第1回収録作品 収録完了

究極のアナログ音源を、高品位のデジタルで再現する為にFirefaceUCはAudio工房の心臓部。                                          SPレコードの24Bit・192KHzへの蓄音機とデジタルへの架け橋ですね。FirefaceUCは高精度のマイクプリ(SN110dB)を実装し、AD・DAコンバータの機能を有します。これ1台でマイク入力からDAWソフトとシームレスな連携により、ストレスなくSPレコードの音源をALL 64Bitの広大な空間で24Bit・192KHzの高音質な音源へ復刻できるのです。Adlf Buschが演奏するバッハの無伴奏パルティータ2番を録音した音をマスタリング操作により、USBメモリーで聴けるようにSPレコードによる演奏順に配置しました。サウンドボックスがSPレコードに乗り演奏を始めるとククラッチノイズを振りまき、演奏が始まりますが、演奏の前後の雑音を効果的に除外できます。
今回の録音では演奏中のスクラッチノイズの削除はしておりません。演奏中のスクラッチノイズを削除しますと、高音域も当然ながら、中音域の大事な音も少なくなる傾向にあります。
今回のマスタリング処理では録音された音の音質を触る事はしない事により、蓄音機が演奏する音楽を、生の演奏の様にデジタル化を行いました。
いかにフラットの状態で、蓄音機が演奏する空気感を立体的に表現出来るかが、課題でしたがFirefaceUC+StudioOne+AKG C414 XLⅡのトリオで、この課題をクリア出来ました。
マイクの選定と位置についいてはS氏の紹介により都内の著名なスタジオにて録音エンジニアの皆様から大変有意義なアドバスを頂きました。マイクは蓄音機のホーン面から136.5㎝の場所に設置し角度は110°~105°を試行し最終的には105°の角度に決定。また、マイクの設置の微調整はレーザー墨出し機をも用いてセンター出しを高精度に実施致しました。 結果として、音像、空気感、音質面でも最上の録音ができました。1月からの頒布へ向けて最終の仕上げを行います。今回のプロジェクトを支えて頂きました関係者の皆様へ心から感謝を申し上げます。                     
                                                                                       



2011年12月4日日曜日

USBメモリーの音資に違いがある?

USBメモリーで音質の違いがある?
AUDIO工房で採用するUSBメモリーの選択に際し、5社の製品を比較し、2社が最終選択に残りました。そこで、テス録りの音源ファイルを写真の2社の比較で音質に違いを感じました。
左側はL社のUSBメモリー
右側はE社のUSBメモリー

比較音源は蓄音機で再生しマイクにて収録した24Bit 192Khzの音源ファイルをパソコンでコピーしたもの。      

左側のUSBメモリーは蓄音機で再生された、音楽をそのまま、再生してくれた。音場感、音質、情報量ともに申し分ない。
右側のUSBメモリーは、同一条件での音源ファイルだが、音場感、情報量ともに何か
物足りない。
メモリーで音質の違いがあるとは不思議な世界。

1 2月2日夕方
音楽喫茶「バロック」で心の浄化を行う。
ショパン ピアノ曲
バッハ ヴァイオリンソナタ(ブュシュ)
モーッアルト ピアノソナタ(リリークラウス)
ベートーヴェン ヴァオリン協奏曲(ヌブー)


バイタボックスCN191が奏でる音楽に身を委ねる。ただただ音楽だけを聴く。