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2013年12月8日日曜日

パジファル 全曲演奏 (吉祥寺 バロックにて)

レコード演奏によるワグナー パジファルの全曲演奏の企画がありますので、
このブログにてお知らせ致します。
このイベントは音楽喫茶 バロックにて東京フルトヴェングラー協会の野口氏 による
進行にて進める音楽鑑賞会です。
バイタボックスCN191スピーカー、ガラード401レコードプレイヤー、オルトフォン
モノラルカートリッジ、管球式アンプにより演奏会形式により高音質にてレコード演奏を行います。
ワグナーのパジファルを全曲通して聴きたい方には素晴らしい機会です。

ヴァーグナー:「パルジファル」全曲
ジョージ・ロンドン(アンフォルタス)
ルートヴィヒ・ウエーバー(グルネマンツ)
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(パルジファル)
ヘルマン・ウーデ(クリングゾル)
マルタ・メードル(クンドリー)
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
1952年 バイロイト音楽祭実況

日時:12月21日 (土)  17時から  第一部  前半部
         12月22日 (日)  16時から  第二部  後半部
場所:音楽喫茶 バロック    吉祥寺



2013年8月27日火曜日

家庭の照明をLED化。ストロボスコープ縞模様が見えない?

家庭の照明のLED照明化により拙宅の照明の球から蛍光灯が新世代の照明へ交代を進めて
いる。白熱灯が買えないなか、選択肢はインバーターの蛍光灯かLED照明となる。
何れにしてもアナログプレイヤーのストロボスコープの縞模様が見えなくつつある。
秋葉原にて照明器具のキットを求めて組み立てた、これでストロボスコープの縞模様も明確に確認できる。
アナログレコード再生には蛍光灯は必要アイテムですね。


製作した小型蛍光灯の全景。
大きさは20cm程でターンテーブルの横置きが可能。









ターンテーブルの横に設置しライトを点灯
した状態。回転スピードを表す線が、くっ
きりと浮かび上がる。
視覚性抜群。










2013年7月27日土曜日

歴史的録音の復刻について(SPレコード クラッシック音楽)

電源&アクセサリー大全2014の巻頭ページでオクタヴィア•レコードがクレデンザを使いSPレコードを再生しマイク撮りを行いソフト化を行う記事を拝見した。
オクタヴィア•レコードは高品質のCDを製作しているパブリックレーベルだ。
私は清水和音氏が演奏したショパンの夜想曲集を愛聴している。
ピアノの目の前で演奏を聴いている様な音響的には優れた作品だ。

クラッシックの音源はクレデンザよりも英国HMV製の大型蓄音器を利用した方が音質的には良いと思う。
クレゼンザの音は大粒ですのでジャズ、ポピュラー音楽には最適であろう。

蓄音器全盛期にクレデンザは日本の音楽愛好家の憧れの存在であった。
多くの著名人がクレデンザを愛用していた事もうなずかれる。
30数年、蓄音器で音楽を聴いている小生は、クレデンザの大味な音よりも、繊細な音から
ダイナミックな音までストレートに再生を行う英国HMV製の194,202,203型を好む。
まさにモニターサウンドなのだ。

かつて、乃木大将が英国EMIへ194型蓄音器の注文を行ったが、英国EMIから断れた逸話が残っている。当時の蓄音器愛好家は英国HMV製194,202,203型の音を聴けなく、クレデンザを最上の蓄音器として評価していたのだ。



HMV194型蓄音器のメンテナンス

Analog41号 (9月15日発売予定)への寄稿のために拙宅のHMV194型蓄音器のメンテナンスを行い、その時の様子をまとめているところ。
本体からモーターのアセンブリーを外す。
香箱からゼンマイを外して各部の清掃とグリスアップを行う。
ガバナーを取り外しベアリングのコンディションの確認と各部の清掃を行いベストのコンディションへ持っていくといった内容になる予定。

















この写真は主要パーツを位置関係が分かる様に並べたもの。


蓄音器の構造はシンプルで構造的に美しい。
各構成部品の鋳造技術が高い。
  90年近い年月を経ているが、主要パーツの
  経たりもなく、メンテナンスを行えば次の世代
  へ確実に残していけそうだ。

2013年4月17日水曜日

RME TotalMix FX iPadサポートが待ち遠しい



シンタックスのホームページの情報によると今夏までにTotalMIx FXがiPadでサポートされるようだ。
以下はシンタックスジャパンのホームページからの情報による。
TotalMix FX Appは他のアプリには干渉しないため、レコーディングやプレイバックに影響を与えることはありません。他のアプリの使用中にいつでもTotalMix FXに切り換えてミックスやゲイン、イコライザー、コンプレッサーやリバーブなどのエフェクトを調整することができます。録音やプレイバックはその間バックグラウンドで継続されます。

iPadでどれ位のパフォーマンスが出るのか期待が膨らむ。Audio的には24Bit 192Khzのハイレゾ音源をiPadでダウンロードを行い、そのままTotalMix FXで再生が可能になるのだ。
デジタルといえども、デジタルの世代落ちによる音質の変化がある。
この世代落ちが無い、ハイレゾ音源をFireface UCXにて再生が可能となる日が近いのだ。
Fireface UCX ,iPad Gen3

2013年3月13日水曜日

RME Fireface UCXでのレコーディング

音楽業界で流通しているSPレコードの復刻盤は残念ながら電気再生による復刻が多い。
その音質はスクラッチノイズの嵐の中で音楽が再生され、オリジナルの蓄音器で再生した
音質とは全く別物である。電気再生した音源をDSDのフォーマットで録音を行っても音質面では改善されないのだ。RME Fireface UCX/UFX、AKG C414XLIIのコンビネーションで録音された24Bit 192Khzのフォーマットの作品を聴くとスクラッチノイズが気にならないのだ。スクラッチノイズが、あたかも消えてしまった様だ。電気再生(カートリッジによる)では、SPレコードの情報が欠落をしている様だ。高価なフォノイコライザーを用いても所詮、電気の音なのである。
私が主宰しているAudio工房では、演奏史に残る貴重なSPレコードを後世に残すべく、電気再生(カートリッジによる)ではなく、蓄音器による再生をRME Fireface UCX/UFX、AKG C414XLIIのコンビネーションで24Bit 192Khzのフォーマットで録音を行っている。
当然、手間もかかる、一枚一枚、片面毎に蓄音器で演奏行ない、AKG C414XL IIで録音を
行うのである。電気再生で片面3分の録音で済んでしまうのに、片面の録音に3時間程、掛けてしまう事もある。納得がいくまで、何度も竹針を削り、録音をやり直す事になる。
そういう過程を経て完成した作品を聴いてみると感無量である。
多くの音楽愛好家の皆様に、この究極の復刻盤を聴いて頂きたい。
頒布は音質面を考慮して高品質のUSBメモリーを利用している。


2013年2月26日火曜日

お祝い Audio工房 1周年

RME Fireface UFX/UCX
Audio工房が究極のアナログ音源であるSPレコードの歴史的演奏を、24Bit 192Khzのハイレゾリューションのフォーマットにて後世に残すべく、高品位のデジタル化のプロジェクトをスタートして1年を経過致しました。作品は完成度を高める為に、1作品の作成期間は3か月を要します。録音とマスタリングといった作業を納得いくまで何度も繰り返します。





HMV194型蓄音機とAKG C414XLII
FirefaceUFX /UCX+StudioOne+AKG C414 XLⅡの組み合わせで、これまでの復刻盤では到底再現出来なかった、リアルな音質を再現を可能となりました。オーディオ評論家とスタジオのエンジニアの皆様からも音質面では好評価を頂いております。
1周年を記念し、特別価格(4,980円)で頒布を行わせて頂きます。
アドルフ ブシュが残数少なくなっております。
この機会に演奏史に残る名演奏をお求めください。
www.audiokobo.com


 
第1回頒布作品アドルフ ブッシュ
バッハ、べートーヴェン、シューベルトの代表的作品
残りわずかです。



2013年2月17日日曜日

HEIFETZのBACHと三本アーム





 

HEIFETZのBACHを久し振りに聴く。

録音は1952年 HEIFETZの円熟期の録音でBACHの疑似対位法を明確にし、音楽の構成力は素晴らしい。孤高のバイオリンである。スピードが速く躍動的な演奏だ。






SK-FILTERを設置した。この製品は効果的にLPレコードの静電気をレコードを演奏しながら取り除くアクセサリーだ。
取り付けて直に「静かな音」を感じた。効果的に静電気を除去している様だ。
パチパチ音とノイズレベルが下がった様だ。
静寂感、SNの向上を感じた。LPレコードの演奏が健康的な鑑賞になりそうだ。

2013年2月6日水曜日

アコリバ「RR-777」は感動物です!


RR-777」を初めはスピーカー上部約1m52cmの高さに設置しました。
TANNOY AUTOGRAPHの箱の上に直接置きで、3次元的音の広がりと空間表現に息をのんだ。不思議だ。これがシャーマン共鳴波の効果

アコリバの説明によるとシューマン共鳴波とは、地球が地表と電離層との間に発生させている7.83Hzの共鳴波のことで、1954年、ドイツの物理学者W.Oシューマン博士により発見された。この現象は地球が誕生したころから続いている、いわば「地球の呼吸」とも呼べる現象であり、研究によれば脳に非常に良い作用があるといわれている。地球創世以来、地球上の生物はシューマン共鳴波に守られて生活してきましたが、現代社会では、飛び交う電波や電磁波などによって、これがかき乱されたり、消されたりして、さまざまな悪影響が起こっているそうだ。そしてこのシューマン共鳴波の7.83Hzの電波を人工的にを発生させる装置が「RR-777」である。


RR-777」のエージング?2時間を過ぎた頃、感覚的に違和感を感じた。音像が「RR-777」の設置面で境界面が出来ている。どうも、AUTOGRAPHの構造上、音像が「RR-777」の設置面の高さに引きずられるようだ。上から音像を押さえた様な感じ。
スピーカーユニットと「RR-777」との距離が近すぎたようだ。
確かに取り説には比較的高い場所に取り付けた方が効果があると記載あり。設置面も見渡しても、2mを超える位置に「RR-777」を設置出来るスペースが無い。
スペースが無ければスペースを作れば良い。「RR-777」より少し大きいサイズの一枚板を調達し、天井からテグスで吊り下げれば、天井面からフレキシブルに高さの設定が可能になる。
振動対策も兼ねてこのアイデアを採用した。又、「RR-777」のフロントのブルーのLEDの明るさが気になるので、ランプの上からレクストのレゾナンス・チップ・クライオ(黒色)を貼り付けて目隠しとした。

2mへ設置後の感想は空間がより広く感じられ、音像表現が立体的改善された。AUTOGRAPHはサイズ的には大型であるが、スピーカーの存在を感じなくなり、スピーカーから放たれた生きた音楽を放射している。

サブシステムのAVアンプでもこの効果は大きく感じる。

現在、2階の録音用の工房へも設置を行い、録音とマスタリング時の音質への改善も試みている。

録音時にRR-777の有る無しでは音質が歴然と差を感じる。
蓄音機の音場感がより綿密になり、奏でる楽器のクオリティが遥かに素晴らしいのだ。
当工房での復刻を進めている、第4回作品 ワンダランドフスカ演奏による「ゴールドベルグ変奏曲」の録音はRRR-777を利用して行っている。蓄音機の空間表現が余す事なく、AKGC414 XLⅡで収録を可能となり、作り手の作品への拘りを納得させるものがある。