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2012年9月8日土曜日

第三回 頒布作品 カペー弦楽四重奏団 完成致しました。

カペー弦楽四重奏団によるベートーヴェン弦楽四重奏曲 第15番の復刻をデジタルマスターとして完成致しました。
HMV194型蓄音機、AKG C414IIマイクロフォン、RME FireFaceUCX,StudioOne2proにより64Bitの環境で24Bit 192Khzのデジタルフォーマット(WAV)にて収録を行い、このデジタルマスターを高音質にて頒布を高音質USBメモリーにて行います。
ご興味ある方は、下記URLをご参照お願い致します。



www.audiokobo.com

2012年8月2日木曜日

第三回頒布作品はカペー弦楽四重奏団 に取り組みます

Audio工房 第三回 頒布作品はカペー弦楽四重奏団によるベートーヴェン弦楽四重奏曲第15番のデジタルマスター盤の復刻へ挑戦致します。
弦楽四重奏団の演奏史においてカペー弦楽四重奏団に勝る演奏団を見る事は極めて困難である事は、既成の事実でもある。



カペー弦楽四重奏団が残した全12曲の中でも、ベートーヴェンの後期の弦楽四重奏曲である演奏を復刻する事にした。


この演奏の復刻盤はLPレコード、CD等に数多く存在しているが、カペーが織りなすヴァイオリンの音色の艶を復刻できた復刻盤は存在しない。カペー弦楽四重奏団の演奏の片鱗を想像は出来るのだが、SPレコードのリアルな音質と比べると程遠い。
ミントコンディションのHMV194型蓄音機により再生した音源を業務用マイクロフォンAKG C414II,マイクプリアンプ・ADDAコンバーターRME FireFace UCXを用いて24Bit 194Khzのフォーマットで録音を行い、このデジタルマスターの音源をUSBメモリーにて頒布を行わせて頂きます。

カペー弦楽四重奏団のベートーヴェン弦楽四重奏曲第15番の演奏についてはサロン・ド・ソークラテスのホームページにて詳しい記載があるので引用をさせて頂く。
 カペーSQを語るのにベートーヴェンから始めなくては申し訳が立たない。それも後期2作品から始めるのが礼儀といふものだらう。古来より、第15番はカペーSQの最高傑作とされてをり、現在に至るまでこの演奏を超えたものは一切ないと断言出来る。分けても第3楽章、ベートーヴェンが「病から癒えた者の神性への聖なる感謝の歌」と書き添へた曲を、カペーSQのやうに神妙に演奏したものを知らない。ノン・ヴィブラートによる響きの神々しさは如何ばかりであらう。感謝の歌では飛翔する精神が弧を描く 。第2ヴァイオリンのエウィットが奏でる憧れに、カペーの清らかなトリルが応へ、スタッカートの軽妙洒脱な戯れが福音を語る。音楽が静かに下つて行くパッセージで、音色が侘び寂びを加へて行く様は至藝と云ひたい。

8月15日を目標に現在、24Bit 192Khzのフォーマットによりデジタルマスター音源としてカペー弦楽四重奏団のベートーヴェン弦楽四重奏曲第15番の演奏を限定200個、頒布開始致します。予約を下記ホームページにて承りますので、ご興味ある方はお問い合わせをお願い致します。

www.audiokobo.com


2012年7月30日月曜日

RME Fireface UCXのマイクプリアンプについて

第二回作品 Edwin Fischerからマイクプリアンプ兼ADDAコンバーターをRME FIreface UCからRME FireFace UCXへ変更した。変更した理由はマイクプリアンプの機能とスペックが改善された事による。スペックの違いはシンタックスジャパンのホームページで確認が出来る。
RME FireFace UFXも視野に入れたが、マイクは2本(UFXは4本接続可能)での録音のため、FIreFace UCXへのリプレースとなった。
マイクでの録音を行った感想を述べさせて頂く。
FireFaceUCXのマイク録音の機能としてAutoSetがあるが、この機能はマイクから過大な信号が入力された時に自動的に6DBゲイン値を下げてオーバーロードを防ぐもの。
あくまでも、マイク録音時のテスト録音の時の予備的機能である。オーバーロード時にゲインが6DB、ストーンと下がるので録音時の全体の音量が下がってしまう。基本的にはAutoSetの機能が働いたら、録音時のゲインを下方へ調整しAutoSetが働かないように適性なマイク入力のゲイン値を再設定した方が、録音した作品としては良いものが出来そうだ。

http://www.synthax.jp/fireface-ucx.html

2012年6月24日日曜日

第2回頒布作品 EDWIN FISCHER (SCHUBERT)

第2回頒布作品 EDWIN FISCHER (SCHUBERT)が完成致しました。
EDWIN FISCHERの詩情性が豊かな代表的な演奏を24Bit 192Khzのフォーマットで録音を行う事が出来ました。完成した音を聴くと素晴らしい。
既存発売の代表的な復刻盤とAudio工房でHMV194 型蓄音機で再生を行いAKG C414Ⅱでダイレクトの録音を行った音質と比較を行うのも酷であるが、24Bit 192Khzのフォーマットがもたらす膨大な空間はHMV194型蓄音機がEDWIN FISHERの演奏を、空間ごと余す事なく録音を可能としした。
音楽愛好家の皆様にはEDWIN FISCHERの絶妙な演奏をお楽しみ頂きたい。

頒布は容量の関係で8GB USBメモリーにて行います。
マスター音源を自宅で楽しむ事が出来ます。
ファイルフォーマットはSTUDIO ONEのデジタルリソースの機能を用いてWAV形式を採用しております。これにより、ご購入を頂きました愛好家の皆様は音量、音質、メタ情報等を自分の好みに
て自由に編集可能です。Studio Oneをはじめ、Pro Tools,Cubase等のDAWソフトゥエアーを利用頂き高音質の音源を楽しむ事が出来ます。

本日から限定200個の頒布開始とさせて頂きます。
お問い合わせは、こちらからお願い致します。


第2回頒布作品(EDWIN FISCHER)のマスタリング画面


2012年6月8日金曜日

第二回 頒布作品 EDWIN FISHER 収録完了!

納期2ヶ月でRME FireFace UCXの導入完了した。 RME FireFace UCの音質と比べると遥かに中音域の音域が改善されている。 RME FireFace UCの音質は全帯域に渡り見通しが良いストレスフリーの音質であったが RME FireFace UCxの音質は、少し傾向が違う。中音域があつい。 蓄音機の再生は可試聴帯域の中音域がポイントとなる。AKGC414から入力された蓄音機の 音源を余すところなくマイクプリの機能によりデジタル化が可能だ。 HMV194蓄音機+AKG C414マイク+RME FireFace UCX+Studio One(Native 64Bit) の組み合わせにより第二回 頒布作品 EDWIN FISHER 収録完了しました。 これから、マスタリング処理を行いますので、頒布は6月17日スタートの予定。

2012年4月12日木曜日

Fireface UCXの導入について

第1回頒布作品はRME Fireface UFXにて行いました。 RME Fireface UFXの機能面では過大入力時の音声信号を減衰させるAutoSet機能が重宝致しました。 蓄音機によるSPレコードの再生は、録音レベルの幅が大きく0DBの設定が極めて難しい。 この0DBポイントを探る作業が録音の成功を握る鍵ですね。 アコーンスティックの音源をマイクで収録を行い24Bit 192 Khzのフォーマットで復刻を行うのですか ら気が遠くなる作業をおこなわらざるを得ません。 AutoSet機能を利用すると、Fireface UCXの完全にデジタル制御されたゲインにより、音声信号を劣化 させずにゲインを自動的に減少させてオーバーロードを防ぎます。これらは一切の電子回路を通さずに処理 されるうえに、一般的なリミッターで発生する操作時のノイズも無く、SN比と歪率はそのまま維持されると の事。この機能がRME Fireface UCXで搭載されている。 第二回頒布作品はエドウイン フィッシャーはRME Fireface UCXにて録音を行う事を決定しました。 ADDAコンバーターの精度を改善されており、より高解像度の音で録音が出来そうだ。 更なる高音質による歴史的演奏の復刻をご期待頂きたい。

2012年4月8日日曜日

デジタル収録のポイントは0DBのレベル設定を、どの様に行うかが勘所ですね。 この値を見出す為に、CD等の既存の復刻盤にて復刻された音源を何度も聴きな がら,0DBポイントを見出します。 今回の復刻に際しては、この0DBポイントの設定に手間取りました。 曲の構成が複雑であり、演奏の強弱の揺れにより0DBポイント設定が難しく、 この作業に2ヶ月を用しました。これから収録を開始致します。 ご予約を頂いた皆様、お待ち頂いております。 もう暫くお待ち下さい。